コラム

セロリは好き嫌いの別れる野菜ですが、こちらは食べられない「セロリ」と題名の付いた箸置きのお話しです。
ガラス工房睛耕社の 荒川尚也さんの作品で、カットで表されたきりっとした筋とガラスの透明感で、
冷えたセロリの清涼感が表されています。
私は、長いままのセロリを丸かじりする時、糊を効かせすぎて前と後ろがくっついてしまった浴衣の袖を、
シャーッとはがしながら着る、「さっぱりしすぎでしょっ！」ってくらいさっぱりしてるひとこまを連想します。
竹すだれ のお敷きと合わせて、ひでやのカウンターも夏仕様になりました。